なごやっくす(Twitter@dera_nagoyadash)です。
東山動物園に行く当日が、あいにくの雨天。
…だったのですが、予想以上に楽しむことができました!
ということで、このページに「東山動物園の雨天時の楽しみ方」についてまとめておきます。
- 屋根のある場所から見られる、人気の動物を知りたい!
- 雨が得意な動物、苦手な動物っているのかな?
- 雨具が買えるお店があるのか気になる…
といった場合などに参考にしていただければと。
さっそくいきますね。
屋根のある場所から見られる人気の動物
コアラ
東山動物園の人気者・コアラは、屋根のある観覧通路から見ることができます。
コアラは1日24時間のうち、18~20時間を睡眠と休息にあてる省エネ生活で有名です。
この日も木の上でスヤスヤと寝ていました。かわいい…!
ちなみに、東山動物園のコアラの食事の時間は午後1時ごろ。
この時間帯にコアラ舎を訪れれば、ユーカリをムシャムシャ食べるコアラの姿を見られるかもしれません。
ゴリラ
イケメンゴリラ・シャバーニでおなじみのゴリラ舎も、屋根のある観覧通路になっています。
ご覧のとおり、ガラス面のかなり近くまで来てくれました。
雨なので、ガラスはどうしても曇ってしまいます。とはいえ、現地だとほとんど気になりません!
スクイージー(水かき)
なお、ガラス面の前には、ありがたいことにスクイージーが置かれていました。
コレで窓の曇りを取り除けば、しばらくはクリアな視界でゴリラたちを観察できます。
チンパンジー
ゴリラ舎とチンパンジー舎はひと続きになっているので、こちらも屋根付きです。
上の写真は、屋内展示場を動き回る手前のチンパンジーと、外の様子をボーっと眺める奥のチンパンジーたち。
雨の日の生活も、人(チンパンジー?)それぞれといったところでしょうか。
レッサーパンダ
東山動物園の新たな人気者・レッサーパンダも、室内展示室で過ごしていました。
かわいいかわいい…!
こちらは高い所で「ぐでたま」のように過ごすレッサーパンダ。
心の中では「お外で遊びたいよー」とつぶやいているのかな?
雨天時はやっぱり園内の人数は少なめ。ただし、屋根のある施設に人が集まるので、レッサーパンダ舎などの混雑具合は、晴天時とあまり変わらないイメージです!
雨が得意な動物たち
ゾウ
みんなの人気者・ゾウさん。
ゾウには体毛が少なく、厚くて丈夫な皮膚を持っているからか、雨の日でも普段と変わらない生活を送っているように見えました。
ゾージアム内部
また、アジアゾウ獣舎「ゾージアム」には、屋根が付いており、ゾウについて楽しく学ぶことができます。
ゾージアムからゾウを見ることもできますよ。
サイ
クロサイ(北園)
厚くて丈夫な皮膚を持っているのは、サイも同じです。
上の写真は北園のクロサイ。
雨を気にせず、のんびり過ごしているように見えます。
インドサイ(本園)
こちらは本園のインドサイです。
雨を気にしないどころか、水浴びをしていました。
普通の雨では物足りなかったのかな?笑
ペンギン・アシカ
ふだんから水中で暮らすペンギンやアシカに、多少の雨は関係なし!?
雨などお構いなしに、楽しそうにスイスイ泳ぐペンギンの姿がありました。
いっぽうで、雨宿りしているように見えるペンギンもいましたよ。個性があって、ずっと見ていても飽きません…!
アシカ
アシカも積極的に雨に打たれる派と、岩の下でのんびり過ごす派に分かれるようです。
面白いですね。
アメリカビーバー
この日、一番活発だった(ように見えた)のは、アメリカビーバーでした。
雨の日だってなんのその。
プールの中を元気に泳ぎ回っています。
泳ぐ写真をもう1枚。
アメリカビーバーは、午前中は巣の中で眠っていることが多いため、動く姿を見たいなら午後がオススメです。
トラ・クマ
スマトラトラ
暑い夏限定ですが、トラやクマなどの水に入ることが好きな動物は、雨に濡れても平気なんだとか。
この日のトラも、降りしきる雨に動じることなく、はるか遠くを見つめていました。カッコいい…!
>>[関連リンク]東山動物園でトラを見てきたよ|場所などマレーグマも元気に動き回っていました。
クマ舎は屋根付きなので、傘をさすことなく見学・観察に集中できます。
中央休憩所
東山動物園内の主要な休憩所はすべて屋根付き、もしくは室内です。
雨を気にせず、お弁当などを食べることができます。
きしめんとわらび餅
雨で入場者が少ないぶん、フードコートも空いており、席にも余裕がありました。
この日は和の気分だったので、きしめんとわらび餅をランチに。素朴な味わいで美味しかった!
>>[関連リンク]東山動物園のランチスポットまとめ
雨が苦手な動物たち
キリン
キリン(右下)
雨を苦手とする代表的な動物がキリン。
皮下脂肪が少なく、雨や強い風に当たると体温が下がってしまうのが理由のようです。
見に行った当初は、寝室の中でおとなしく過ごしていました。
しかし、ラッキーなことに、しばらくするとちょうどエサの時間に。
雨にもかかわらず、飼育員さんが置いた木の葉を食べに、みんなで外に出てきてくれました!
キリンのゆったりとした動きを見ていると、こちらまでほのぼのした気分になりますね。
>>[関連リンク]東山動物園でキリンを見てきたよ|名前などオランウータン
オランウータンも雨に濡れるのが苦手とされています。
ヒト科の動物(ヒト・ゴリラ・チンパンジー・オランウータン)に共通する特徴のようです。
この日のオランウータンも、布をかぶって雨が止むのを待っているように見えました。
僕ら人間と変わらない感じかな?
コンドル
クロコンドル
飛行する鳥類の中では最大級とされるコンドルも、雨に濡れるのが苦手とされています。
それでもこの日、クロコンドルが貴重な姿を見せてくれました。
雨足が弱まったタイミングで、羽を大きく広げて、羽を乾かしていたんです。
雨上がりにこうして大きく羽を広げて乾かすのは、ほかの動物園のコンドルにも見られる特徴のようです。面白いですね!
東山動物園の完全室内施設
自然動物館
自然動物館のワニ
自然動物館では、ワニをはじめ、カメ・トカゲ・ヘビといった爬虫類や、コウモリなどの夜行性動物を見ることができました。
カメ・トカゲ・ヘビは、それぞれ分かれて展示されているので、苦手な動物を避けて見学できますよ。
世界のメダカ館
世界のメダカ館
世界のメダカ館も室内施設です。
メダカをはじめとする日本産の淡水魚に加え、ゲンゴロウなどの水生昆虫が展示されていました。
雨脚が強くなってきたときの、一時避難場所としても重宝しそうです!
園内で雨具が買える場所は?
園内でビニール傘やカッパ(ポンチョ)といった雨具を購入できるのは、北園門近くの「ショップノースガーデン」です。
ぬいぐるみなどのお土産も豊富なので、とつぜん雨が降ってきた場合は、とりあえずココに足を運んでみては!?
ショップノースガーデン
このほかに、正門入ってすぐの「ズーボゲート」にもお土産がズラリ。もしかすると雨具も買えるかもしれません!
まとめ
最後までお読みいただきありがとうございます。
このページの要点をまとめました。
- コアラ・ゴリラ・レッサーパンダなどの人気の動物は、屋根のある観覧通路から雨に濡れずに見学を楽しめる
- ゾウ・カバ・ペンギンなどは、雨の場合でも普段と変わらない生活をしている
- キリン・オランウータン・コンドルなどは雨が苦手
雨の日のニホンザルたち
このほか僕が動物園を訪れた日は、ニホンザル・サーバルキャット・アメリカバイソンあたりも、雨をそれほど気にせずに過ごしているように見えました。
雨の日ならではの動物の過ごし方を観察するのも楽しいと気付いた、今回の動物園訪問でした!